2011年 05月 16日
シェイクスピアのおはなし。
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先日の日記で、課題がどうのこうのと書きましたが、私の専攻は英文学。
その中でも、ウィリアム・シェイクスピアという劇作家の戯曲を専門としています。

ということで、今日のイギリス絵日記は、シェイクスピアのおはなし。

世界で一番有名な劇作家は?と聞けば、多分100人中95人くらいはシェイクスピアと答えるんじゃないかというくらい、有名な人、シェイクスピア。
私自身は専門として研究しているので、一般的な知名度がどれ程のものなのかいまいちよく把握していないんですが、おそらくイギリスの作家の中で一番世界中で知られている作家なんじゃないかと。
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そんな彼が活躍したのは今から400年ほど前。
イギリスではエリザベス1世が治世し、ルネサンスの波がイタリアから押し寄せ、華やかな文化が開花していた時代です。

シェイクスピアは1564年に、イギリスの田舎町ストラトフォード・アポン・エイボンで生まれました。
そして18歳で年上の女性と結婚し、子供をもうけた後、単身ロンドンへ上京。
数多くの芝居を書き、劇場の共同所有者としても名を連ね、役者としても活動し、財を成した後にまた故郷へ帰郷。
1616年に息を引き取ったそうです。

400年も前のことなので、現代でも分かっていないことが数多くある、未だにナゾの多い人物です。
どうして家族を残してロンドンに上京したのかすら、分かっていません。誕生日も一応4月23日となっていますが、正確な日にちは不明。
ちなみに良く知られている彼の肖像画も、生前のものではないそうです。
でも2009年に、存命中に描かれたものかもしれない肖像画が発見されたとか!生で見たい!
写真で見る限り、結構な男前だったんじゃないかと。(でも『恋におちたシェイクスピア』でシェイクスピア役を演じたジョゼフ・ファインズは男前すぎたと思う)


四大悲劇と呼ばれる『ハムレット』『リア王』『オセロー』『マクベス』、映画で有名な『ロミオとジュリエット』や『ヴェニスの商人』、繰り返し上演され人気の高い『夏の夜の夢』や『お気に召すまま』などなど、彼の作品は21世紀の私たちでも知っているものばかり。
今見ても充分楽しめるっていうのが、彼の作品のすごいところだよなーと思います。
演出でだいぶ雰囲気が変わったりもしますが、繰り返し繰り返し上演されても全く擦り切れない戯曲ばかりです。
ちなみに、彼の書いた台詞の中には、低俗なシャレや下ネタも多数。かと思えば、恋人たちの格式高く品のある韻文のやり取りなんかもあったりして、エリザベス朝の演劇って本当に幅の広い客層に対する娯楽だったんだろうなぁと思います。


やっぱりシェイクスピアのこと語っとかないとイギリス絵日記も始まらないだろう!と思っていたので、よーやく描けて良かった良かった^^
彼に関することは書きたいことが山ほどあるので、これからも小出しにしていきます。



一番最初の絵は、「シェイクスピアの出身地にプチ旅行行こうと思うんだけど、一緒に行かない?」と友人を誘った時の一コマ。
「シェイクスピアってイタリア人?イタリアは週末旅行には遠い」と返されたという…。
きっと、ロミジュリやヴェニスの商人のイメージが強かったんでしょうね。。。
結局、彼の出身地はイギリスなのですが、一人で行くこととなり、一人でシェイクスピア祭りしてきました。
その様子も、今度後ほど。




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by SaoriElizabeth | 2011-05-16 00:15 | イギリス絵日記


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