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2013年 02月 13日
Stratford-upon-Avon旅行記その2
こんばんは。

前回のブログで、修論提出をご報告しましたが、今月初め、無事に修論の口頭試問も終え、ようやく全ての試練を乗り越え、卒業式を待つだけとなりました。
こうして自由な時間を手にしてみると、少し落ち着かないものですね。
仕事から帰ってからの数時間、のんびり過ごしていていいのだろうかと、何だかいつもソワソワしてしまっています。

というわけで、また少しずつ旅行記を書き始めようかな、と。
以前、もうかなり前になってしまうのですが、実は一度書き始めた旅行記がありまして…もう1年以上前のものなのですが…(笑)その続きを書いていこうかなと思っています。


前回の旅行記はこちら。こちらから読んで頂けると嬉しいです。
Stratford-upon-Avon旅行記その1


さて、ストラットフォードに到着した後、すぐにマクベスを観た私。

改修工事の終わったロイヤルシェイクスピアシアターは、ピカピカ。
新しさと伝統を兼ね備えた、素晴らしい劇場になっていました。

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休憩時間には、人で溢れるバーカウンター。
ドリンク片手に、アイスを食べながらの観劇というのが、大人の楽しみ。

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劇場が中心となっている街らしく、劇場の周辺には、マチネとソワレの合間に軽くご飯が食べれる場所がたくさんあります。
芝居が始まる時間に合わせて、早めのディナーを提供しているお店も。

私も、マクベスを見終わった後、ソワレの夏の夜の夢まで時間があったので、何か食べる事に。

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劇場前のカフェ。
外の食事が楽しめる季節は、積極的にテラスを利用。何と言っても、テラス席は気持ちがよいのです。

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ミートボールパスタ。
見た目程は美味しくなかった、切ない思い出が(笑)


食事の後の数時間、のんびりしよう!観劇は次の日にしよう!と決め、この日はただただのんびりと川を眺める事に。

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エイボン川には無数の白鳥が泳いでいて(イギリスの川には大体大量の白鳥がいるのですが)、少し冷たそうな色の川をスイスイと泳いで行く様子を、ずっと眺めていました。

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眺めていたのは、シアターのカフェから。
ここにもテラス席があって、開幕までの間はガランとしていて狙い目です。
劇場のカフェのテラスで、白鳥を見ながらお茶をするなんて、何だかとても優雅で癒された気分になると思いません?


流れていく白鳥を眺めながら、ああ、やっぱりここに来て良かったなぁ…と何度も確信。
この街は、自分の原点でもあり、一番来たかった場所でもあり、思い出の場所でもあり、そしてまた一番戻ってきたい場所でもあるのです。


旅行記、続く。






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by SaoriElizabeth | 2013-02-13 00:25 | 旅行記
2012年 06月 21日
BritGrad 2012
こんにちは!
Stoke-on-trentのWedgewoodアウトレットストアに関する記事をまだ書いてませんが、先週末はBritGradというシェイクスピア研究中の大学院生が集まる学会に参加する為にStratford-upon-Avonに行ってきたので、そのことについて忘れないうちに書いちゃいたいと思います。


Stratfordに行くのは、4回目。
今回はロンドンでシェイクスピア研究中の方とご一緒させていただいて、いつものゲストハウスとは違うホテルに泊まってきました。

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ダブルベッド一つにシングルベッド一つのお部屋。二人分の料金で泊まれました。お得!
宿の方もとてもフレンドリーでした。

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宿の朝食は、もちろんフルイングリッシュブレックファースト。

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ロンドンのお土産にチョコレートいただきました。
サクサクしてて美味しかった♪



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学会は、木金土の3日間開催され、私は木曜と金曜だけ出席してきました。

学会HP。
http://britgrad.wordpress.com/


いろんな国からシェイクスピアを研究している大学院生が集まり、同じテーマごとに1時間に2、3人発表していくというかたちでした。
1時間ごとにテーマが代わり、3部屋同時進行で行われるので、自分の興味のある部屋へと1時間ごとに移動出来ます。

Plenary speakersは、peter Holand、Michael Dobson、Tiffany Sternなどそうそうたる顔ぶれ(でしたが無知な私は「どなたですかこの方々は」と一緒にいた方に教えてもらうというコメディっぷり)。
どの方のお話も興味深くて、中にはずっと笑いが絶えない講演も。
特にTiffany Sternのロンドンのフェアについての講演が面白かったな。

自分の研究分野に関する発表はあまりなかったのですが、いろんな分野の発表を聞いているだけで凄く勉強になりました。



二日目のお昼は、学会を抜け出してシェイクスピアライブラリーへ。
なんと、ここにはRSCの映像資料やレビュー、プログラムなどが保管され、閲覧することができるのです!
現在2011年のRSCの上演作品の一部を研究しているため、少しでも多くの資料を手に入れるべく行ってまいりました。

映像資料は残念ながら、2012年6月現在で、2006年公演までのものしか見れないようでしたが、代わりに、探していた上演作品の写真が500枚ほど閲覧可能!
「まだ映像はないんだけど、全シーンの写真ならあるわよー」と司書の方に見せて頂いたのですが、1枚印刷するごとに1.5ポンドかかるとのこと。
というわけで、全シーンを記録するため、気合いいれてほとんどのシーンをメモとスケッチしてきました。
これで少しは演出など覚えておけるはず。
一部印刷を頼んだものの、パソコンの調子が悪く、その場では無理だということで、後日データを送って頂けるそうです。(本来は複製が簡単に可能なためか、データでの受け渡しはあまり許可していないとのことでした)

それから、公演に関するレビューも入手。メジャーな新聞に載ったレビューは全てストックしてあるようでした。

何人かライブラリーを利用されているご年配の方々がいらっしゃいましたが、みなさんフレンドリーで「今日の研究は捗った?」など声をかけてくださって、和やかな雰囲気のライブラリーでした。



短い滞在でしたが、資料も手に入ったし、面白い発表もたくさん聞けたし、とても有意義なストラットフォード滞在でした。

可愛いカフェを見つけたのですが、それについてはまたの機会に、ということで。
というか、去年の9月と今年の4月にも行ったのですが、そちらの旅行記もまだなので、帰国したら手をつけたいですね。。。大量に写真撮ってきてるのに、旅行記書かないと忘れてしまう。



というわけで、明日から3日間ほど湖水地方に行ってまいります。
明日は湖水地方にオリンピックのトーチリレーが来るらしいので、盛り上がっていることを期待しています。
帰国前最後の旅行になると思うので、楽しんできたいと思います♪





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by SaoriElizabeth | 2012-06-21 07:16 | DIARY@UK
2011年 10月 07日
Stratford-upon-Avon旅行記その1
授業が始まりバタバタしていたら、気づけば旅行から帰ってきて、早3週間が経ってしまいました。
いつまでも放置していると記憶が流れ出て行ってしまうので、そろそろ旅行記描き始めようと思います!

Stratford-upon-Avonは、シェイクスピアの出身地として有名な小さな街。
私にとっては聖地とも言えるこの場所。訪れるのは、2度目でした。
2年前に訪れたのは2月の下旬。とても寒くて、コートにマフラーで街中をカメラ片手に凍えながら歩いたのを覚えてます。
今回は、まだ夏の雰囲気が残るとても良い気候の時期に訪れることが出来たので、のんびり散策しながらシェイクスピアの生まれ育った街の雰囲気を堪能してきました。
日程的にも余裕があったので、これでもかというほど贅沢な時間の使い方をした旅でした。


Stratford-upon-Avonという街は、そこに辿り着くまでにお芝居の導入部に似た構造を持っているのではないかと思います。バーミンガムで列車を乗り換え、小さめの列車で木々の中を抜けてStratford-upon-Avon駅へと向かうのですが、毎回窓の外を通り過ぎて行く木々を眺めながら、「夏の夜の夢」のアーセンズ近郊の森や、「お気に召すまま」のアーデンの森の中へと入って行く連想が頭の中を駆け巡っているうちに、いつの間にか列車は駅へと到着しているのです。



*2011年9月3日*
早朝の電車に乗って、途中バーミンガムで乗り換えつつ、シェフィールドからストラットフォードアポンエイボンまで。
予約をしていたB&Bのチェックイン時間よりも少し早く駅に到着し、荷物だけでも置かせてもらえるかなーと思い電話をしてみると、もうチェックインしてもいいよ!ということだったので、少し早めにチェックイン。

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●Ambleside Guest House

土曜日だったということもあり、どこもシングルルームがいっぱいで、片っ端から電話をかけ、ようやく見つけた空室。
あとでトリップアドバイザーを覗いてみたら、何と3位。
シングルルームなのでお部屋自体は広くはありませんでしたが、バスルームもとても可愛くて、こじんまりとした快適なお部屋でした。
ご主人がとても気さくな人で、シェイクスピアを勉強していて、これから舞台を観るの!と話すと、ネタバレ寸前なほど今シーズンの演目について語ってくれました。
ここに住んでいる人は、毎シーズン観れて羨ましいなぁ…私もここでゲストハウス経営しつつシェイクスピアのお芝居観ながら晩年を過ごそうかしら、と一瞬本気で考えました(笑)

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この日のお芝居のチケットをマチネとソワレで取っていたので、ひとまず荷物を置き、とりあえず劇場へ。

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エイボン川の畔にどーーんと聳えるロイヤルシェイクスピアシアター。
ロイヤルシェイクスピアカンパニーの本拠地です。
ずっと工事中で(2年前に訪れた時も工事中でした)つい半年程前に新装オープンしたばかりの、ピカピカの劇場です。
(ピカピカと言っても、所々に昔のシアターの名残があり、歴史も感じられます)

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この日のエイボン川の畔は、気温が少し低かったこともあり、いつもよりも人が少ない気が。
晴れの日の休日のエイボン川の畔は、凄まじい人なのです。

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河畔の柳は相変わらず撓わに葉を携え、時々風に流されしなってました。

2年ぶりのストラットフォード。
一度来たきりなのに、何だか「帰ってきたなー!」という気分になるのは、いつもシェイクスピアのこと考えているからかもしれません。
テキストと向き合って苦しい思いしている時も、お芝居を見てもの凄く感動している時も、全ての原点はここに繋がっている気がして、目の前に広がる景色を自分の故郷でもないのに懐かしい気分でしばし眺めていました。


さて、のんびりした後、早速お昼から早速ロイヤルシェイクスピアシアターでマクベス観劇。


旅行記、続く。



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by SaoriElizabeth | 2011-10-07 10:22 | 旅行記
2011年 08月 03日
オープンエアーシェイクスピア:ロミオとジュリエット編
前回の日記の続きで、今日はロミオとジュリエットの観劇記録です。

私が観たのは、土曜の夜の最終日の回。
この日は他の日の倍くらいお客さんがいて、席も多く用意されていました。
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舞台の真ん中にはバルコニー。
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舞台装置は本当にシンプルなもので、多様性が求められる作りでした。
偶然なのか計算なのか、色合いが背景のシティーホールとマッチしていて、本当に物語の中の一ページを見ているかのような感覚で舞台を楽しめました。


ロミオとジュリエットの物語は多くの方がご存知だと思うので割愛しますが、悲恋の物語ということでロマンチックな夏の夕暮れにはピッタリの演目だったと思います。
だんだんと陽が落ち暗くなっていくに連れて物語もクライマックスへと向かい、最後の墓場のシーンではライトに照らされたベッドが映え、とても印象的でした。
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喜劇の十二夜と違い、しっとりと物語が進んでいったこの日の演目。
舞踏会でのダンスシーンや決闘シーンなど、日本で観たことのある演出とはまた違った、王道な感じの演出を観ることが出来ました。
音楽も、短調なメロディが生演奏され、それにのせて役者さんたちが歌うので、より臨場感アップ。
前述したようにクライマックスになるにつれて辺りも暗くなっていくのでより雰囲気が感じられ、オープンエアーシアターならではの生の迫力を感じられました。



ちなみに、舞台初体験だというチャイニーズの男の子と一緒に観に行ったのですが、彼はシェイクスピア舞台の生の迫力に、良い意味でかなりショックを受けていたようでした。
普段はものすごく良く喋るのに、舞台後には言葉少なに舞台をぼーっと見つめて、ただ「もう一回頭の中でリピートしてる」と言うだけでした。
こうやってシェイクスピアの舞台に感銘を受けている人の姿を見ると、自分には新鮮な感動が足りないな、と思ったり。
十二夜もロミジュリも今まで幾度となく観てきましたが、観ようと思えばいつでも観れるという環境に慣れすぎてしまって、観れることが当たり前になってしまっているのかも。
演出の違いとか、役者さんの演技とか、そういう技術的な部分に目を光らせるのではなく、心で感じ取るべきものをもっと舞台から受け取りたいなと思いました。



8月は始まったばかり。もう少しオープンエアーシアターでシェイクスピアを観れる時期は続くので、機会があれば他の演目も観てみたいです。
夏の夜の夢とかじゃじゃ馬ならしとか近くでしてないかしら!オープンエアーで観てみたい!

というわけで、イギリスよりシェイクスピア観劇レポートお届けしましたー^^



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by SaoriElizabeth | 2011-08-03 06:48 | REVIEW
2011年 08月 01日
オープンエアーシェイクスピア:十二夜編
早速少し体調を崩しまして、日本から持参した風邪薬のお世話になってました。
今日一日ゆっくりしていたらだいぶ良くなってきたので、明日からまた元気にイギリス生活謳歌出来そうです。

というわけで、何で体調を崩していたかといいますと、一昨日と昨日、シティーセンターの真ん中にある広場でシェイクスピアを観ていたのです!
イギリス北部の夜の寒さを舐めていました。凍るかと思うくらい寒かったです。
薄手のシャツにジャケット一枚しか持っていなかったので、3時間の間に身体が冷えきり、見事に体調を崩してしまいました。ああ…シェイクスピアを観て体調を崩す何て、情けない。。。
がしかし、夏しか観れないオープンエアーシェイクスピア。しっかり堪能してきましたので、ちょこっとレポート書いておきます。
写真を撮っても良いよーと言われまして、バシバシ撮ってまいりましたので、写真も載せておきたいと思います。


観たのは、GB Theatre CompanyのTwelfth NightとRomeo& Juliet 。
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(画像はhttp://gbtheatrecompany.com/からお借りしました)

GB Theatre companyはオープンエアーシアターでシェイクスピアを上演し、イギリスやヨーロッパを回っている劇団です。2010年に設立されたとHPに書いてあったので、新しい劇団のようです。


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舞台の後ろにはシティーホール。
書き割りを使わなくても、壮大な舞台装置が設置されているかのような、素晴らしいロケーション。
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広場には 15ポンドのシート席と、10ポンドのピクニック席があり、私は両日ともにシートを予約して観劇しました。
でもピクニック席では皆が食べ物やお酒を楽しんでいたりしているのを見て、夏の夜に友達と一緒にピクニックがてらシェイクスピアを楽しむのも素敵だなぁと思ったり。
次回は是非、ピクニック席で楽しんでみたいものです。


さて。
まず、一昨日観たのはTwelfth Night。
船が難破して生き別れになってしまった双子の兄妹。
双子の妹が男装して身分を偽り、公爵の小姓として働くところから始まるこの物語。
恋愛のもつれと、言葉遊びが巧みに絡み合う、華やかなコメディです。

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限られた舞台装置と役者の数と衣装でしたが、役者さんたちの演技でカバーされていてとても楽しんでみることが出来ました。
音楽は全てが生演奏。オープンエアーシアターなので街の喧騒ももちろん聞こえてきましたが、あまり気にはなりませんでした。
そしてライティングはもちろん最小限。ライティングで舞台効果を演出出来ないのは、さぞや難しい演出だろうとは思いましたが、後ろのシティーホールのライトや広場の周りのライトがむしろ綺麗に舞台を彩り、暗くなるに連れてとても印象的な舞台に変わっていったように思います。
シェイクスピアの時代には今のように華やかなライティングなんてなかったので、こういうシンプルなスタイルの方が彼のお芝居に合っているのかもしれません。


余談ですが、最前列に座って観劇していたら、サートービーに連れられて舞台にあげられてしまいました(笑)
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一緒にダンスして、手にキスされて、一緒に写真撮りました。
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こういう風に楽しめるのも、舞台ならではの良いところですよね。
多分最前列にアジア人の女の子が座っていたので、目立ったんだろうなー。

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このお芝居では最後、シザーリオは髪を解いてヴァイオラに戻っていました。
最後までヴァイオラは男装したままだという指摘をしている論文をよく見かけますが、このお芝居の演出ではヴァイオラとセバスチャンの差別化を図ったよう。

ものすごく寒くて終始ガタガタ震えながらの観劇でしたが、オープンエアーのシェイクスピアを観劇出来てホントにホントに楽しかったです。

長くなりそうなので、ロミジュリについてはまた明日。



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by SaoriElizabeth | 2011-08-01 06:13 | REVIEW