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2010年 10月 11日
EAT PRAY LOVE
●『食べて、祈って、恋をして』

観てきました。
ジュリア・ロバーツ主演の『EAT PRAY LOVE』
CMも盛んに放送されていて、人気なようで、六本木ヒルズの映画館はほぼ満席でした。
EAT PRAY LOVE_b0220053_23353577.jpg

月に一度の学部時代の親友たちとの女子会の前に、彼女たちと。
キャラメルポップコーンはかかせないよねやっぱ☆


思っていた感じの映画とはちょっと違ってたかなーというのが、最初に感じた感想。
タイトルの『食べて、祈って、恋をして』というこの三要素がどのように絡み合うのか楽しみだったんですが、いまいちバラバラな感じが否めなかったかなぁと、思っちゃいました。
主人公の、イタリアの食への想いとか、インドの祈りへの想いとか、バリに帰りたいという想いとか、何か動機付けが弱いかなーなんて思った。

原作を読んでいないから、原作ならその辺もきちんと説明されてるのかもしれない。
ので、ちょっと忙しさに余裕が出来たら原作読んでみたいな。

でも、多分働く女性は共感できる話なんじゃないかなー。
「旅に出たい!」って無性に思える映画かと。
一年くらい仕事休んで、食べまくって、自分を成長させる出会いをたくさん経験して、やりたいことただやるっていう生活。そんな一年間を送りたくなった人、きっと多いと思う。

映像がカラフルで綺麗だから、目も癒されました。
イタリアの食べ物とか、インドのフラワーシャワーとか、バリの濃い緑とか、様々な色がスクリーンに溢れていて、数時間の短いバカンスに出かけたような気分になれました。

食べること、祈ること、恋をすること、この三つが彼女にとっては自分を見つめなおして新たな人生への後押しをしてくれる要素。
彼女にとってこの三つがどーしてもなくてはならない!っていう強い想いがもうちょっと欲しかったけど、多分そういう強い動機付けを求めてるっていうこと自体が、私が日々いかに理由にばかりこだわって生活しているのかっていう証拠なのかも。
ただ、やりたいからやる。
ただ、行きたいから行く。
単純な欲望のままに行動してみたら、何か見えてくるものがあるのかもしれない。
理由ばっか考えて、言い訳ばかり自分に言い聞かせて、でも常に自分の道に不安で…っていう私自身にも、旅は必要なのかもしれません。


でも、どんなにムッチリボディになってもジュリア・ロバーツは綺麗で魅力的だし、好きな仕事してるし、お金もあるわけだから、やっぱり現実はもっと厳しいよなぁとも思った。
共感はするけど、何だか雑誌のページをめくっているような、そんな感覚だったなぁ。
「イタリアの食満喫 暮らすように旅する7日間」とか、「神に近づく8日間 祈りと修行体験インドツアー」とか、「魅惑のバリ 現地で優雅に暮らす9日間」みたいな見出しのついた、記事もしくはガイドブックかなにかを読んでるみたいな(笑)


という、自身も旅してばかりの23歳女子の感想でしたー。


何か、結構辛口感想な気もしますが、決して面白くなかったわけではなく!
観て、「何か」は得られる映画でしたよ!
ただ、その「何か」は、人によってほんとーにそれぞれだろうな!と思います。
旅したいなー抜け出したいなーって思う人もいるだろうし、今の状況をおもいっきり楽しも!って思う人もいるだろうし。


そういえば、この映画のCMやなんかで使われてたFlorence + The Machineの曲が使われてたかどうかチェックするの忘れちゃった。






そうそう、映画後に映画館の近くのレストランで食事したんですが、最初にドリンクが運ばれてきた時、お店の人がお盆の上に載せたグラス全部私たちの真上でひっくり返してしまい!

目の前に飛び散るカシオレ、マティーニ、シャンディーガフその他もろもろのお酒たち。

私は無事でしたが、友達の上着が結構ぬれてしまい、テーブルやじゅうたん、ソファがびしょぬれになってしまったので、VIP席に通してもらっちゃいました。

しかも、シャンパンサービスしてもらった上に、こぼした分のドリンクをタダにしてくれてもっかい運んできてくれたので、何かむしろラッキーだったり(笑)

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落ち着いた席でゆっくりお喋りに花を咲かせることができました。
おかげで、5時間近くも語り、いまだに喉が痛いです。

by SaoriElizabeth | 2010-10-11 22:25 | REVIEW


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