2011年 02月 18日
11人いる!
*ネタバレ注意



スタジオライフの『11人いる!』観てきました!

スタジオライフの舞台は、高校生の頃から観続けてるので、今日の感想はちょっとマニアックで気持ち悪いです(笑)


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原作は、萩尾望都の傑作『11人いる!』。
神のように崇拝する萩尾望都の大好きな大好きな大好きな作品です。
あれだけの長さのページ数の中に、あんなに深い世界観を表現できるなんて…初めて読んだ時ものすごく驚いたのを覚えてます。
キャラクターも本当に魅力的で、生き生きとしてて。
萩尾望都のことを語りだしたらキリがないので、また今度詳しくするとして。


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開幕して10日ほどだったので、まだお花がたくさん残っていました。

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萩尾先生のお花は、アンティークな色合いのものでした^^

エドガーとアランに似合いそうな素敵な薔薇♪



Alcorチームだったのでキャストは、
タダトス・レーン 山本芳樹
フロルベリチェリ・フロル 及川健
バセスカ 青木隆敏
フォース 仲原裕之
アマゾン 鈴木智久
チャコ・カカ 富士亮太
ドルフ・タスタ 篠田仁志
トト・ニ 松村泰一郎
ガンガ 船戸慎士
ヌー 林勇輔
グレン 山崎康一
でした。


原作は何度も何度も読んだ作品で、台詞の一言一句細かいところまでほぼ覚えてるので、何よりもその原作の世界観が壊れていないかどうかが一番心配だったんですが、さすがライフ。
萩尾作品を過去に何度も上演しているライフだからこその、あの再現力。
原作の世界観を壊すことなく、でもライフらしさも楽しめる、すっごく楽しい舞台でした。

最初の、プロローグの台詞、女神の絵の舞台装置まで再現してくれてて嬉しかった…!


そして何よりもキャスト!
キャストが本当に原作から抜け出してきたかのようにハマってて、もう感動だった!
相変わらず及川フロルはオスカル的なクルクル金髪で年齢不詳な可愛さだし、芳樹タダは予想通りのちょっと神経質そうだけど時々抜けてる感じがほのぼのしてしまうタダだった。

そしてヴィジュアル!
青木くんの王様のヴィジュアルがそのまんまで超感動…!
サラサラロングな金髪(姫カット)が似合う男性ってそうそういないよなーと思いながら観てました。
あと、意外とアマゾンの鈴木くん(フレッシュさんらしい。私はお初でした)が良かった。そのままのアマゾンだった。
それから何よりもガンガの船戸さん!
原作どおりすぎるガンガで、外見から声まで全てガンガだった。
友達とも観終わった後、「漫画読んで想像してたまんまのガンガだったね!」って興奮して話しました^^

ヌー役の林さんと、石頭役の山崎さんは、なんていうか…美味しい役だった(笑)
出オチだけど、最初から終わりまで笑いの余韻を引きずってるっていう。
この二人はさすがにダブルキャストじゃないみたいで。うん、この二人の役は、他の人には出来ない役だなぁと思った。


コンパクトにまとまった分かりやすいストーリーなので、物語やキャラクターについては何も言うことないです^^
もう、このお話が舞台化されただけで満足です^^
そして、それをこんな風に素敵に再現してくれたライフに感謝です。

もうね、ホントに山本タダと及川フロルが可愛かったー(*´ω`*)
最後のプロポーズのシーンとかね、あれを見るためだけにもう一回チケット買おうか本気で悩んだくらい可愛かったです。
フロルのこと「女だったらきっと美人になる」と妄想するタダもすごく微笑ましかったし、タダと肩を並べて自分の骨格の小ささを嘆くフロルもホント可愛かった。


あーもう一回観たいなぁ。このキャストで。

もう一方のキャスト観てませんが、長年のファンの勘でこちらのキャストの方が原作に近いんじゃないかなぁと思います。
でも、物販にいた三上君と松本君は相変わらず顔小さくて可愛かったー。



原作があるものを舞台化するのって、すごく難しいと思うんです。
原作ファンは、原作のクオリティを求めるし、原作への愛があるからなかなか役者とキャラクターとの差異を認めることが出来ないし。
一方、原作を全然知らない人にとっては、原作では当たり前に理解できることでも舞台に再現するときに伝達に失敗してしまうと、まったく本質が伝わらない筋になってしまったり。
だから、本当にバランスが良い、原作がある舞台って本当に難しいと思います。
特に漫画だと、読者と劇の作り手はビジュアルで受け取ってるから、本質が曖昧になりやすいし、完璧な再現も難しいから、難易度が高いと思うのです。

だからこそ、ここまできちんと原作の世界観を大切にしてくれたことが、すごく嬉しかったです。

でも、この感想は、ファンの欲目かもしれません(笑)
普通に考えたら、芳樹さんは相変わらず乙女すぎたし、林ヌーは身長が低すぎたし、青木くんは喋るといつもの青木くんのままだった。笑

でもやっぱ、そういうのひっくるめて、全部楽しい舞台だったなぁ。
しかも今回はC列っていう素晴らしい席で…!
見上げるようにして芝居が楽しめました。

そうそう、まさかの及川さんのヌードシーンもありましたよ(笑)




それにしても、『11人いる!』って衝撃的なタイトルですよね。
萩尾望都はタイトルのつけ方がいつも本当に上手いなと思う。
計算されつくしたプロット、コマ割り。何度読み返しても、ため息が出るほどの素晴らしい。芸術だなー。
こうして今、彼女が創り出した作品に触れられている私は、幸せだなぁとつくづく思います。






さて。
珍しく劇場が池袋のあうるすぽっとだったので、帰りに友達とサンシャインに寄ってご飯食べました。

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クッキーシュー食べて、



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メキシコ料理食べました♥
サルサつけて食べるチップスも、チキンとシュリンプのトルティーヤも美味しかった。
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by SaoriElizabeth | 2011-02-18 22:17 | REVIEW


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