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2012年 02月 22日
Pancake Day
先程日付が変わり、22日になってしまいましたが、2月21日はパンケーキデーでした!

と言っても、日本ではこの「Pancake Day」ってあまり知られてませんよね。
実際に現地でもキッチンでパンケーキを作っていたら、中国人とフランス人のフラットメイトから「何でお菓子焼いてるの?」と聞かれたので、他の国でもメジャーなイベントではないのではないかと。
(Wikipediaによると、主に英語圏においてメジャーな祝日のようです)

Pancake Dayとは、正式名称Shrove Tuesday(懺悔の火曜日)と言い、Ash Wednesday(灰の水曜日)の前日にあたる日。
Ash Wednesdayからイースター(復活祭)までのおよそ40日間、食事の節制が行われるので、その前日に当たるShrove Tuesdayに糖分摂取と食材消費のためにパンケーキを焼いたのが始まりなんだとか。

カトリック色の強い祝日なのにも関わらず、イギリスでは依然としてPancake Dayとして親しまれているのが何だか面白いなぁと思ったのですが、Shrove TuesdayではなくPancake Dayという名で呼ばれるようになったからこそ現在まで親しまれているのかもしれませんね。
イースターも、本来はカトリックのお祭りなのに、最近では「ウサギと卵の形のチョコを食べる日」になっちゃってるし。


Pancake Day_b0220053_9161223.jpg




というわけで、私も今日はパンケーキを焼いてみました。

Pancake Day_b0220053_9155755.jpg

イギリスのパンケーキは、クレープのように薄く焼いた生地をクルクルっと巻いて食べるのが一般的。
本来はレモンとお砂糖をかけて頂くのですが、今回はメープルシロップで頂いてみました。


ちなみに、3年前のイギリス滞在時にもホストマザーにパンケーキを作ってもらったのですが、何枚ものパンケーキ+大量の砂糖+大量のレモン=夜ゴハン、というのは結構キツかった記憶が。

ちなみに、レモンとお砂糖が一般的なようですが、スーパーにはこのPancake Dayに合わせてパンケーキフェアが行われていて、専用の売り場が設置されていました。
そしてそこには、レモンはもちろん、ちゃんとメープルシロップも大量に並べられていたので、この食べ方もきっとマイナーではないはず。


Pancake Day_b0220053_916420.jpg

甘すぎるのが好きではないので、生地にはお砂糖を使わず。
適当の分量の小麦粉と卵1つを混ぜ、牛乳を適当に入れただけの簡単パンケーキ。
生地がちょっと分厚いあたりに、その適当さがにじみ出ています(笑)

でも、味は美味しかったですよ。
お砂糖を入れなかったので、ガレットみたいにハムや野菜、チーズなどを乗せて食べても美味しそうです。



そして、Pancake Dayが終われば、あと一ヶ月ちょっとでイースターホリデーだという嬉しい事実!!
…と同時に、帰国する日も一日一日と近づいてきているんだなぁと思うと、無性に悲しいここ最近です。
大変なことは多いけど、やっぱりイギリスは大好きだし、この生活を終わらせたくないなぁ…と思う反面、日本でしか出来ないことや日本に帰ってからしたいことも山ほどあって、複雑な心境。
今はただ、毎日を思いっきり楽しんで、後悔しないように過ごすしかないな、と。



そんなわけで、イギリスのPancake Dayのお話でした。





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by SaoriElizabeth | 2012-02-22 09:50 | イギリス絵日記


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